京兆尹
歴史のあるデザートであるエンドウようかん、「京兆尹」のそれはひと味違うのだ。
京兆尹にとって本家筋にあたる北京の宮廷料理店より、口当たり、甘さとも、更にまろやかになっているのだ。
食べ終わった瞬間、広報担当で社長の娘でもある歩煕さんは「現代人の健康のために、もともとの北京の味より砂糖は少なくしているの」と。
砂糖を減らせば甘さは抑えられるが、味は落ちる可能性もある、そこを厳選した素材と秘密の製法でカバーしているとも言う。
恐るべし京兆尹。
もとはと言えば庶民のお菓子。
宮廷で洗練された味が、再び私達庶民の間でも食べられるようになり、更に現代人の健康状態や嗜好に合わせていたとは……謝謝!