熟睡型
熟睡型の短時間睡眠を実践している人は、目覚めのまぎわに夢を見ることなど、ほとんどありません。
彼らには、付け足しの睡眠は必要ないからです。
たしかに、一晩に夢をいくつも見る人がいます。
目を覚ますたびに、夢を見ていたことは覚えていて、こうした状態がソファー ベッド
で朝起きるまでに4、5回繰り返されます。
しかし、起床したときには、最後の夢だけをおぼろげに記憶しているだけです。
このタイプの人は、やたらと夢を見た印象が強く、そのため、一晩中ほとんど熟睡できなかったのだと思い込みがちです。
ひどい人になると、「私はずっと夢を見ていたのだから、ほとんど眠らなかったのと同じだ」などと考えたりします。
これは、とんでもない思い違いです。
大脳生理学者によると、1時間も2時間も見つづけていたように思える夢も、実際にはわずか4、5秒にすぎないといいます。
だとすれば、一晩に四つも五つも夢を見たとしても、合計してせいぜい30秒たらずということになります。
あとの数時間は、安らかに眠っているのです。